【異星人ファイル08:戸愚呂(弟)】
今回は、人間から妖怪に転生した戸愚呂(弟)についてのレポートをまとめる。現在はB級上位の妖怪として位置付けられているが、かつては人間として暗黒武術界に参加した経歴を持つ。その大会の決勝で、潰煉(かいれん)に敗れた際、弟子達を目の前で皆殺しにされた様だ。その次の大会では潰煉を倒し復讐には成功するが、報酬として、妖怪への転生を望んだ。妖怪に転生してまで、強さを求めた理由は何だったのだろうか?
基本情報
異星名 | 幽遊白書 |
年齢 | 不明(70歳前後?) |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
妖怪ランク | B級上位 |
能力値の分析
人間の頃より著名な武闘家として知られ、修行によって養われた戦闘技術や精神力には目を見張るものがある。また、妖怪転生後から約50年以上も研鑽を継続しているとみられ、その経験から冷静に戦う術も身につけている。ただ、あくまで妖怪としてはB級に位置付けられており、魔界には彼を超える妖怪がゴロゴロ存在している。能力値の伸び代として、まだまだ残っていると考察される。
戦闘スタイル
戸愚呂(弟)は肉弾戦での真っ向勝負を好む。相手の力量に応じて、筋肉量を変化させ、圧倒的な破壊力で相手を粉砕する。武闘家としての確かな技術の上に、圧倒的なパワーがプラスされる事は、敵にとっては脅威でしか無いであろう。筋肉量毎の能力例に関して、下記に記載する。
30〜45%
大抵の敵に関しては50%以下で戦う事が多いようだ。それでも一瞬で決着がつくらしい。
60%
ビルを数分で全開させる程の破壊力。
80%
強敵と戦う際に見せる。戸愚呂チームメンバーや幻海、浦飯幽助との戦いで見せた。
100%
浦飯幽助との戦いで初めて見せた。化け物じみた姿で、指を弾くだけで弾丸の如く威力を生む。かつて敗れた潰煉の姿に酷似しているのは偶然であろうか。
性格傾向
戸愚呂(弟)は、多くの陰惨な事件を過去に引き起こしている。だがそういった行為から、単なる快楽的な悪人として、判断する事は難しい。現に、金銭や恣意的な目的による事件は引き起こしていない。あくまで、この男が追求するのは『強さ』への異常な執着であると考えられる。この異常なまでの強さへのこだわりは、過去の事件と関係しているのであろうか?
戸愚呂(弟)の性格特性を下記に記載するものとする。
・危機的な状況においても落ち着いて論理的でいられる
・自分の行動や決断について責任を取る事に躊躇しない
・自分の過ちを素直に認められる
・義務を全うするよう常に努める
・厳しい人・冷たい人だと思われがち
・自分自身に厳し過ぎる傾向がある
・実は情に厚く影でサポートする事を望む
危険性に関して
今回は、戸愚呂(弟)についてのレポートをまとめた。強さを求めて、妖怪に転生したという理由からも暴力性に関しては注意する必要がある。だが、人間時代に弟子を妖怪によって皆殺しにされた、という悲惨な経験が彼を変えてしまった点は考慮すべきであろう。