【異星人ファイル14:軀】
今回は、魔界の三大妖怪と呼ばれる、軀(むくろ)についてのレポートをまとめる。黄泉が台頭するはるか昔より、雷禅と魔界を二分する程の勢力を誇っていたらしい。以前は、体全体を包帯で巻き、その上から数多くの呪符を貼り付ける妖怪らしい姿をしていたが、魔界トーナメントでは初めて素顔を出しての出場となった。個人的評価ではあるが、とても可憐で素敵だと思う。
基本情報
異星名 | 幽遊白書 |
誕生日 | 不明 |
一人称 | 「オレ」 |
身長/体重 | 不明 |
妖怪ランク | S級 |
能力値の分析
魔界でも最強クラスの戦闘力で、雷禅や黄泉に肩を並べる程の実力を有する。特に、守備力と特殊能力に関しては、三大妖怪の中でも群を抜いているようだ。一方で、軀の行動原理に関しては以前より謎に包まれている。軀の側近の中には、躯によって消された妖怪も多いとされる。精神的な面では、一種の危うさを持っているのが妥当であろう。
戦闘スタイル
軀の戦闘スタイルに関しては一切情報がない。情報がない理由に関しては、軀と戦って存命する者が存在しない、という事が考えられる。その証拠に、軀軍のNo.2と呼ばれた妖怪が無惨な姿で発見される事件があった。少なくとも戦闘時の軀は、異常な凶暴性を持つ妖怪と考察できる。
性格傾向
無差別に他妖怪を殺し、いつの間にか魔界三大妖怪の一角となった軀。無慈悲で凶悪な性格を持った妖怪として語られてきたが、最近になってその内面に変化が生じてきたようだ。以前はあれ程激しかった雷禅との戦争も最近ではほとんど起こっていない。直近の魔界トーナメントで見せた素顔は、三大妖怪として畏怖されているとは思えない程、穏やかなものであった。
軀の性格特性を下記に記載するものとする。
・直感力を大切にする
・威厳と無邪気さの二面性を持つ
・キレると何をしでかすか予測不能
・物事の内面に宿る美しさを見出す
・新しい事を試すのが好き
・日々の生活に喜びを見い出す
・ひとりの時間を必要とする
危険性に関して
魔界三大妖怪である軀はこれから先も危険な妖怪としてマークしておくべきである。だが、以前と比較して、軀の危険度は低くなったと考えられる。詳しい原因は分かっていないが、軀軍と他妖怪との抗争はめっきり聞かなくなった。軀の心境に変化があったと考えるのが自然であろう。そもそも、以前の軀であれば魔界トーナメントに出場する事など到底考えられない。軀を改心(?)させてくれた存在に対しては感謝してもしきれない。