【異星人ファイル01:ヒンメル】
今回は、かつて魔王を討ち取った勇者ヒンメルに関してのレポートをまとめる。多くの銅像が各所に残っており、現在でも彼の名を知るものは多いが、明かされていない謎も多い不思議な男である。ただ、残された銅像の多くが非常にユーモア感溢れるものが多く、勇者に似つかわしくないひょうきんな一面を持った人物と推測できる。知れば知るほど、興味をそそられる男である。
基本情報
異星名 | 葬送のフリーレン |
年齢 | 26歳(魔王討伐時) |
誕生日 | 不明 |
身長/体重 | 不明 |
好きな食べ物 | ルフオムレツ |
能力値の分析
魔王を倒した人物ということもあり、驚異的な強さを誇ったであろうことは明らかである。だが、ヒンメルの真の強さは、肉体ではなくその精神力にあると言えよう。他者を守る時には、通常以上の力を発揮したことが多くの文献に記されている。今回記載したパラメーターはあくまで参考値に過ぎず、彼の潜在能力を表していないことは、ここに記しておく。
戦闘スタイル
剣技を駆使して戦う勇者であり、特にそのスピードは魔族の眼を持ってしても捉えることは困難。一瞬の刹那で勝負が決着することが多かったようだ。ただ、ヒンメル愛用の剣は量産されている普通の剣であったとのこと。伝説の剣に選ばれなかった、という噂もあるがその真偽は定かではない。
一方、魔法は苦手としており、パーティーの他メンバーがサポートをしていたようだ。ヒンメルのパーティーは彼を含め4人であったと言われており、それぞれ僧侶、ドワーフ族、エルフ族の姿が目撃されている。エルフ族は少女の姿をしており、ヒンメルと恋仲にあったとも語られているが、こちらもその真偽は定かではない。
性格傾向
大きな偉業を成し遂げたヒンメルではあるが、度々軽率な行動もとっていたようだ。また、自身の見た目にも強い自信があったようで、ナルシシズムの強い性格であったと言えるだろう。世界各地に自身の銅像を残しているのも、その精神性の表れと言えるだろう。ただ、自己中心的な人物でなかったことは、多くの功績や彼と関わった人の話ぶりから明らかである。
彼の性格特性を下記に記載するものとする。
・自由奔放な性格で、他者にも広い心で接する
・常にポジティブで、周囲にも良い影響を与える
・定めた目標を達成するまで、困難を乗り越える強さを持つ
・古い慣習にはそぐわず、トラブルを引き起こしがち
・強い情熱と創造性、好奇心を抱く
・困った人を放っておけないお人よし
・大切な人との精神的つながりを大切にする
危険性に関して
上記に記載した通り、ヒンメルは人類を危険に陥れる可能性は限りなく低いと言える。むしろ、人類に未曾有の危機が迫った際、我が星を救うために尽力してくれる精神性を持つものと言えるであろう。魔王討伐後も、多くの村で奉仕している姿が報告されている。自分の銅像には強いこだわりがあるようなので、協力を求める報酬として、銅像建築費用などを捻出することも検討したい。